トルコ カッパドキア
トルコ旅行では、イスタンブールの他に「カッパドキア」という世界遺産に登録されている街に3泊ほどしました。アナトリア高原にある、奇岩の景色が有名なとても有名な観光地です。火山活動によってふしぎなキノコの様な岩石の景観が生まれたそうです。この奇岩地帯は、ただ自然の造形が不思議なだけではなくその岩をくりぬいて作られた住居や自然と人間の営みが混じり合ったここでしか見る事の出来ない、本当に不思議な風景です。この「キノコ岩」の壮大な景色も素晴らしいのですが、近くにある「カイマクル地下都市」と呼ばれる古代人の住居後が素晴らしかったです。ここは紀元後6〜10世紀頃に作られた地下9階建てくらいにもなる巨大な都市です。作ったのは、イスラム教徒に迫害されていた古代のキリスト教徒達です。多い時には1万人以上の人が住んでいたなどとガイドブックに書かれたりしていますが、すべての部屋や通路が調査済みではないため全貌は明らかになっていまいそうです。地下25メートル以上もよく掘り進んだんあ…と、びっくりしていまいます。地下都市では、ワイン作りまでしていたそうでその他にも「馬小屋」「教会」「井戸」と様々な生活のための施設が作られています。広大な地下都市で、人々は地上と変わらない生活を送っていたのかもしれません。(地下で馬まで飼っていたなんて、びっくりです!)ただ、敵から身を守るためにわざわざ地下に住んでいたのです。そのためこちらには外敵に進入された時のための様々な工夫が施されていました。たとえば、敵に矢を射るために作られた小窓や、煮えたぎった油をかけるための穴など…。そして地下都市唯一入り口には、大きな古代人のお金の様な、円形の巨大な岩が備え付けられています。いざと言う時には、この岩でふたをして、敵の侵入を防いだのでしょう。こうやって見てくと、優雅な地下生活ではなくいつも危険と隣り合わせの、緊張の連続の生活だったことが想像されます。閉所恐怖症、暗所恐怖症の人には絶対生活できませんね(涙)